昔観た映画に「冷静と情熱のあいだ」という作品がありました。
愛し合いながらも別れることとなってしまった男女が、
10年後再び愛を実らせるまでを描いたラブロマンスです。

内容はもううろ覚えですが、
ふたりの原作者が「冷静の青」と「情熱の赤」、
それぞれのカバーの色の本を書いていたことが印象に残っています。


そしてこの相反する二つを混ぜ合わせた色の紫の宝石が
2月の誕生石アメジストです。

石言葉は「誠実・高貴・心の平和」で、
真実の愛を守るパワーを与えてくれるといわれています。

日本では紫色は昔から高貴な色の象徴と言われてきましたが、
その一方で紫色は「情緒不安定・欲求不満・病的」など
ネガティブな印象で語られることもあります。

しかし本当はそういう、心の助けを必要としている人達を
優しく惹きつけ癒してくれる色でもあります。


冷静と情熱のあいだ。
冷静の青と情熱の赤。
高貴な色であり病的な色。

両極端な魅力を持つ不思議な石アメジストは
不安を抱える人には癒しのパワーを、
傷ついた人には、やすらぎのパワーを与えてくれる石です。


宇宙の光を受けて育つ生き物、天然石。
その石に宿る力は、
きっとあなたを幸せへと導いてくれるでしょう。