昨日、ここ情報案内センターに立ち寄ってくれたお客様から、
「今日秋田方向から新庄に向かって電車で来たんだけど、
車窓から右手に見えたこんもりとした大きな山🏔って何ですか？」と聞かれました。

関東からお越しくださったお客様のようで、月山のことは知っていたようですが、
その「こんもりとした山」が鳥海山だとは思っていないようで、感激していました✨　

「新庄から月山も鳥海山も見えるんですか!?」とすっかり感激していたようですが、
その通りなんです❗新庄市内から西に向かって右手に鳥海山、左手には葉山と月山が
見えるんですよね〜🗻　山形の名峰が一気に見れちゃうなんてなんて贅沢！　

実は山岳マニアの間でも新庄って人気らしいです♪　春から夏にかけては残雪があって、
青空とのコントラストが最高なんです❗　晴れの日はぜひご覧になってください♪　　

さて、ここからちょっと小話。この鳥海山、過去には「山形の山か、秋田の山か？」と
論争になったことがあったそうなんですが、山頂部（2236m）は県境をこえて山形側（遊佐町）
にあるため、れっきとした山形県の山なんですね。

ただ、その姿形があまりにも美しいことから、秋田では「秋田富士」とか「出羽富士」と
呼ばれています。ちなみに山形では「庄内富士」と呼ぶとか…。

噴火の記録、近年では1800年（江戸時代）に一度水蒸気爆発🌋があり、
由利本荘や遊佐周辺では実際に噴石の直撃による死者が８人も出たという記録が残っています。
なので、鳥海山は死火山ではなく、立派な活火山なんです。
（そういえば数年前に煙がうっすら見えたとか話題になりましたね）

ちょっと話が脱線しますが、日本🇯🇵の艦艇（つまりは自衛艦艇のこと）の名前にもしっかりと
根拠というか命名の法則がありまして、海上自衛隊を代表する「イージス艦🛥」の名前には、
日本の名峰の名前がつけられています。

そのなかのひとつ、「イージス護衛艦　DDG-176」には「ちょうかい」と名前がつけられています。
ちなみに同型艦には「こんごう」「きりしま」「みょうこう」があります。

なんとも誇らしいというか、こんな山が身近にあるんですから。。。。。